2011年1月31日月曜日

ハープセラピー

というものがあるらしい。

なぜ知ったかと言うと、ちゃんとした教則本なんかにはならずにハーピストの間で出回る(?!)
楽譜があるみたいで、そのコピーをくださったのだけれど
その楽譜の左上に 
Very good for NICU and Hospice
とか
Great for Pediatrics and NICU

とか細かい指定が書いてあって発覚しました。

あの日野原重明氏が
「ハープは病む人の心を安らげるのに最も適した楽器です。」
と言っているらしい・・
そうだったのか・・

私のノイローゼ(あんまり自覚ないけど多分)も治るかなあ。

でもこないだ、テクニックで行き詰っていたら、先生に
「よけいストレスになってるよね☆あはは☆」
って言われたわよっ(マツコ風)

ちなみに私の大好きなハープ奏者の女性がハープを始めたきっかけは
小さい頃習っていたピアノの先生に、あまりにもピアノが下手だから「違う楽器をやりなさい」と
進められたからだと言ってました。

JAZZとかできるようにもなりたいなあ。
youtubeで、ハープでチックコリアの「スペイン」を弾いてる人を見つけたのですが
その方(古佐小基史氏・37歳)が、
「大人になってから楽器を始める場合、とにかく自分が大好きで演奏したいと望んでいる曲を演奏することが、途中で挫折しないための重要なポイントだと思います。」
と言っているよ。

調べたらこの人東大医学部出てるらしい・・
(学生時代から思ってたけど、医学部の人って、みんな楽器うまかったよな・・)

東大ジャズ研でギターやってスイングジャーナル誌では「最も注目すべき若手ジャズギターリスト」
だったらしい。
でも27歳でハープを始めたらしい。


そしてこの人の人生感が勉強になり、ハープ関係なく読み入ってしまう。

●若者が時間をかけて自分の道を模索することは、就職の遅れなどにつながり社会的には不利。適当に仕事を決めて社会人になると、後に仕事を変えることが異常 に大変。20代前半までに自分の道を見極めることを要求し、その時点での間違いを後で訂正できないようなシステムはあまりにも酷だと思います。


●日本では「〜歳までに〜していなければならない」という社会通念の重圧のために、本当に多くの若者が10代、20代という若さで自分の夢をあきらめてし まっているように思えてなりません。私が生まれて始めてハープを弾いたのは27歳の時でしたが、今ではプロのハーピストです。

●前例がほとんどないという理由で、ジャズハープはまじめに取り組むに値しない無謀な試みと考えられています。私も盲目的にそう信じて、35歳まではクラ シックに専念していましたが、前例がないということと不可能であるということはイコールではないことに気づき、ジャズハープの道に踏み出しました。

●楽器を演奏や武道の稽古は一日でできる量に限界があるので、その他の一見つまらない日常動作を意識的にやることで演奏や武道に必要な集中力や身体へのコン トロール力を鍛えることを目標にしています。この方法で、結果的には狂ったように稽古するよりも良い結果が得られています。

●五輪書に「渡を超す(難所を乗り越える)」という一節があります。大きな仕事でも日常生活の小さな作業でも、全く困難なくできることはほとんどないので、 困難を感じた時には「今まさに渡を超そうとする時だ」と気持ちを新たにするとストレスを溜め込むことなく、仕事を続けられるように思います。


「五輪書」っていうのは宮本武蔵の兵法書らしい。

最近つくづく思うのは、やっぱり頭のいい人って言うのは分野関係なく読書量がハンパない。 というわけで私も見習って、最近また色んな本を読むようになっとります。

0 件のコメント:

コメントを投稿